太陽系目線から見た暦
1年の始まりはいつでしょうか?
新暦(グレゴリオ暦)では、1月1日が始まり
旧暦(太陰太陽暦)では、立春に最も近い新月の日が始まり
占いに使われる二十四節気では、立春が始まり
新暦(グレゴリオ暦)に二十四節気を載せ、さらに、干支を載せたり、九星を載せたりしたものが占いの暦として使われます。
太陽系を俯瞰する
四柱推命の命式は、暦をもとに作られます。
暦は、地球と太陽(月)の位置関係によって決まります。
地球と太陽(月)の位置関係は数百年単位で少しずつ変わります。実際に1300年ほど前は、冬至と近日点が一致していました。
長いこと同じ暦を使い続けると、誤差がおおきくなって実用に耐えられなくなります。平安時代(西暦862年)から使い始めた宣明暦 (せんみょうれき)という暦はその後823年つかわれましたが、あまりにも誤差が大きくなり改暦に至りました。
暦自体の精度を上げても、太陽系自体が揺らいでいますので、誤差は生じます。
暦とは、このような宿命を持っています。