特徴と感想
本書は、五感で感じられない世界について、目で認識できる科学(3次元科学)に基づき説明がされている良書です。
著者は大学教授の経歴を持つ工学博士ですが、私自身は、サイ科学会の人という程度でしか存じ上げてはいませんでした。遥か昔、テレビニュースで拝見した印象深い記憶があり、30年近くもしてつながったという印象です。
出版は1996年と今から20年ほど前にも拘わらず、内容的にはまったく色あせていません。科学的な背景に宇宙情報と言われるものを加味して書かれており、今の時代においても必読書といってもよいと思います。
そして、この本で一番おすすめしたい点ですが、「洗心」がいかに人の生き方に影響を与えているかを述べている部分です。「洗心」がすべてであり、それは、ここ数十年、現代科学がなぜ行きずまりになっているのかの理由にもつながっているのではないのだろうかと思います。
また本書では、足立先生の波動の法則の内容もコンパクトにまとめられており、その辺ともうまくつながっています。
本書は1と2がありますが、2は1の内容をほぼ含んでおり、お勧めは2のほうかと思います。
キーワードを本書から
- 高次元科学とは、五感で感じられる3次元より上の世界の事で、4、5、6、7次元・・・と定義される。
- 太陽はガス体ではなく、高波動の通常天体。光と熱は、地球と太陽の波動が宇宙空間で干渉した結果としての産物。
➡光と熱にならずに干渉地点をすり抜けて地球に到達する太陽波動は、日の出の時が最大
➡干渉地点から光が地球に届くまでは、9秒
➡日の出時の太陽波動そのものは、太陽から地球到達まで1秒未満
➡太陽波動が気(プラーナ)の粒子を振動させる - 視覚限界は10の15乗ヘルツ付近、聴覚限界は10の30乗ヘルツ付近
- 宇宙はクオークに満ちた空間
➡物質化現象とは、クオークを寄せ集めてきて瞬時に物質化してしまう現象の事 - 宇宙全体は、情報処理を行う一つのコンピュータとして機能する宇宙情報系である。
➡その中心的な存在を我々は神と読んでいて、人はその情報系の中に組み込まれている存在として、生かされている - 3次元コンピュータの動作は電流だが、宇宙コンピュータの動作は念波。
- 物理脳と見えない脳が潜在神経(アンタカラーナ)でつながることで超能力が発動する。
➡エーテル体は直感、メンタル体は高度な直感、アストラル体はテレパシー、コーザルは神とのコンタクト、それぞれかかわりを持つ
➡見えない脳エネルギー体の名称 魂の名称 コーザル体 くしみたま
(奇魂)メンタル体 かずみたま
(和魂)アストラル体 さちみたま
(幸魂)エーテル体 あらみあたま
(荒魂) - 洗心することで、アンタカラーナは伸び発達する。
➡エーテル体からより高次な脳のコーザル体へ伸びてゆく。
➡そしてより高周波数(高バイブレーション)の念波が駆使できる。 - 肉体が死を迎えると、エーテル体は消滅
➡アストラル体・メンタル体はさちみたま・かずみたまとして現世に浮遊するか輪廻転生する
➡コーザル体のくしみたまは神のもとへと戻り、必要なら肉体をもらう - 各体からは各々に応じた念波が出る。
エネルギー体の名称 念波の名称 念波の速度(センチ/秒) コード体 複合波 10の100乗 ケシ体 フィーゴク波 コーザル体 ディレッジ波 メンタル体 ギマネ波 10の40乗 アストラル体 セギン波 エーテル体 ディレカ シン体 ケゴット波 - 宇宙情報の処理は念波により通信が行われ、あらゆる生命がつながっている。念波にはそれぞれに応じた固有の働きがある。
➡シン体のケゴット波は手当てに使われる念波、エーテル体のディレカ波は難病治療やスプーン曲げ、アストラル体のセギン波はより高度な難病治療(ガン)や空中浮遊、コーザル体のディレッジ波やケシ体のフィーゴク波は物質化現象
➡宇宙は情報で満ち溢れている。 - 銀河は136の星座が定義される。各星座は人を含めた全銀河情報を集約処理し、そこから中心的な存在へと念波により通信される。
➡各星座は人の各臓器と対応し、星座から各人に重要なエネルギー(情報)が流れ込む。これは臓器の病気と関連している。 - 念波は電波や脳波よりもはるかに高周波数で高次元の存在で、光の速度を超える。
- 最大の存在は宇宙の大きさで10の26乗光年(10の44乗センチ)、最小の存在はクオークで最小10のマイナス92乗センチ
- 宇宙は気と言われるエネルギーで満ちている
➡気はいたるところに存在する
➡気は速度が毎秒20センチ、大きさが10のマイナス8乗センチ
➡それ自体は何も役に立たないが、念波で振動させたときにはじめて働きが出る - 世の中をよくするには、全人類がよりバイブレーションの高い念波を出せるよう洗心すること
- セラミックや水晶に念を送り、そこに高振動の状態で気を蓄え封じこめる。この振動する気の粒子がさまざまな超常現象を引き起こす
- 遠隔治療は気を送るのではなく、高次元波である念を送る
➡現地に到達した念はその場の気を振動させ、その振動数に応じた働きが発動される - 念は地球全体の波動に影響を与える。目的意識を同じくした集団瞑想(TM瞑想)による念波はその影響も大きい。
- 洗心
いつも持つべき正しい心 なくすべき感情 強く、正しく、明るく、我を知る・・・ 憎しみ、怒り、不満、イライラ感、疑い・・・ - 洗心の効果
➡アンタカラーナが伸び、体内に宇宙エネルギー(気)が満ち溢れ、オーラが強くなる
➡邪神・邪霊を寄せ付けなくなるため、霊的な問題による病気から解放される
➡個々人のオーラが強力になれば、地球全体のオーラも強くなり、ひいては、地球上から邪神・邪霊がなくなるため、地球上から病気がなくなる - 病気の原因は2つ
①宇宙情報系の中枢(一般に神と読んでいる存在)からのメッセージ
➡宇宙情報系中枢の意識体からの指令(気づきのシグナル)により、担当する星座から各人の臓器に送られる情報がゆがむ事により発症する。対策は洗心。
②残りはすべてそれ以外からの情報(一般に霊(生霊)と読んでる存在)が原因
➡低級な意識体(死者や生きている人)の魂がもつ歪んだ意識情報の影響により発症する。対策は除霊、再発防止には洗心。 - 心の持ち方と身体各部の病気には相関関係がある
➡病気は自身が発した念波(波動)が宇宙へと伝わり、無数にある同一周波数の波動と共鳴することで自身に帰ってくることで発症する
➡病気は気づき(洗心する)によってのみ治療可能
➡治療家の役目はその気づきの手伝いであり、気づきを与えない治療は治療家自身への病気という形で現象化される。これは22.の病気の原因①に相当。 - 自身の気を使う内気功と外部から気を中継するだけの外気功
➡外気功は意識を高め高次元と深くつながれば一週間で気を出すことは可能(意識のレベルがすべて) - 気にはらせん運動しながら進むものと粒子として飛ぶものがある
- 気は光であり良いもの悪いものがある
- 気は光より速い(正しくは気を集める念波が光よりも速い)
- 気の流れ(効果)は信頼関係に左右される。
- 気を扱えるようになるには潜在神経(アンタカラーナ)を伸ばす
➡それには日々の生活を正しく行い、洗心する
➡苦行は逆にアンタカラーナを縮める - 素粒子(陽子・中性子・電子)の大きさは10のマイナス13乗、電波を伝える媒体は10のマイナス33乗、念波は10のマイナス53乗以下
- 宇宙の法則は一元論で、すべてがプラス。善意に満ち溢れている
- 宇宙の始まりは絶対界(時間的・空間的・次元的相対を超越した所)にある
➡そこは一大金色光明の世界で、地球から数がい光年で、宇宙という巨大コンピュータの中心 - 宇宙は多次元構造になっている
➡高い次元の現象が順次低い次元へと移行し最終的に三次元界の現象としてあらあれる次元数 世界観 七次元 最高の光明に輝く完全な波動の世界 六次元 七次元からの波動により慈愛と光明に満ち溢れた精神波動の世界 五次元 愛と哲学的思考の世界 四次元 七次元界の波動の一部で霊界と呼んでいる想念(念波)波動の世界 三次元 七次元界から発せられた法則によって支配される末端の世界 - 宇宙には不干渉の法則がある
- 地球における三次元ケーブルでの通信は電磁波、宇宙における通信は高次元ケーブル(目に見えない磁性物質:テンソルビーム)を用いて念波を使う
- 現在の地球の意識が完全に昇格するのが2025年
➡それまでに洗心による人間の意識レベルの向上も必要 - 病気と寿命は無関係
➡死期はより高い世界でコントロールされている
➡正しい生き方により、魂のレベルは格上げされ素晴らしい世界へと帰ってゆく - 子供に対する真の教育とは
➡儀式によって宇宙の知性エネルギーに共鳴させるように持ってゆくこと
➡するとアンタカラーナが成長し伸びるエネルギー体 影響を与える要素 備考 アストラル体 色 ➡部屋の色は何にしているか? エーテル体 形 ➡部屋の中央にピラミッドを天井からつるすと効果あり 肉体
エーテル体音 ➡どういった音を普段聞いているか?
読みやすさ
実用性 科学度 スピリチャル度
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